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IRONMAN®世界選手権2025でPF&Hサポート選手のソルヴェイグ・ ロヴセス選手が初舞台で優勝!(最年少優勝記録を39年ぶりに更新)

IRONMAN®世界選手権2025でPF&Hサポート選手のソルヴェイグ・ ロヴセス選手が初舞台で優勝!

■競技内容

スイム 3.86km(2.4マイル)
●バイク 180.2km(112マイル)
●ラン  42.2km(26.2マイル、マラソン)
合計距離 140.6マイル(約226.26km)

スイムで力強い泳ぎを見せるプレシジョンサポート選手であるノルウェーの新鋭、ソルヴェイグ・ロヴセス選手

スイムの先頭を独走したのは、ルーシー・チャールズ=バークリー(英)だった。水中では彼女のトレードマークでもある圧倒的な強い泳力を発揮した。バイクコースの最初の20kmを先導したのも同じくチャールズ選手だったが、スイムで6分以上の遅れをとったにもかかわらずフィリップ、ロヴセス、ソダロ、ハンナ・ベリー(ニュージーランド)、リサ・ペルテラー(濠)ら強力なグループが猛追、その差を埋めるために追い上げ、最終的にロヴセス選手が早い段階で動き出し、65 km付近で3位に浮上するまで、集団の中で順位を上げ続けた。

棄権にイエローカードと波乱のコナレース

プレシジョンボトルと共にロードをバイクで駆けるロヴセス選手

72 km付近で、2022年IRONMAN世界チャンピオンのチェルシー・ソダロ選手が体調不良によりリタイアを余儀なくされた。一方、テイラー・ニブ選手はチャールズ・バークリー選手との2分差を挽回しトップに躍り出た。しかし意図的ではないもののゴミ捨てによってイエローカードを出されるという打撃が訪れたチャールズ・バークリー選手は、差を最小限に抑えるためニブ選手を追い抜き、ペナルティテントで1分間を過ごす間も冷静さを保っていた。
テイラー・ニブ選手はチャールズ・バークリー選手がペナルティテントにいる間のアドバンテージを最大限に活用し、1分半のリードを稼いだが、その背後をロヴセス選手が追撃を続けトップとの差を縮めつつあった。テイラー・ニブ選手が最初にROUVYトランジションに戻り、4時間31分00秒でバイクを終え、2位のチャールズ・バークリー選手に1分半近くの差をつけた。さらにロヴセス選手が3位まで追い上げていた。

ハワイの酷暑が選手を襲う

プレシジョンで補給しながらゴールを目指すロヴセス選手

テイラー・ニブ選手とチャールズ・バークリー選手の先頭争いが続く中、ハワイの暑さが身体に打撃を与え、約27km地点でチャールズ・バークリー選手は棄権することになり、テイラー・ニブ選手が首位を獲得したかと思われたが、2位に浮上したIRONMAN世界選手権の期待のルーキー、ロヴセス選手レース後半で猛烈な追い上げを見せ、トップを独走するテイラー・ニブ選手にプレッシャーをかけ続けていた。

残り6.4km付近でロヴセス選手がテイラー・ニブ選手のリードを2分強までに短縮した時、テイラー・ニブ選手にもハワイの災難が襲った。残り3kmに近くなったところでテイラー・ニブ選手はエイドステーションで歩みを緩め、必要な水分を補給したが、再び走り出すことができず道路の脇で立ち止まり、ゴール目前でリタイアという悲痛な結果を迎えた。

残りわずか数kmでロヴセス選手は、トップに立ったが後方から最速のマシューズ選手が首位を奪還すべく全力を尽くしていた。マシューズ選手はこの日、最速のランを記録しコース新記録を達成したが、最終的に距離が足りず、ロヴセス選手にわずか35秒差で敗れ、アイアンマン世界選手権でデビュー戦となったロヴセス選手が大金星を挙げる快挙を成し遂げた。

暑さでリタイア続出の異常事態…補給戦略で最後まで走り抜いたロヴセス選手がチャンピオンに

IRONMAN WORLD CHAMPIONSHIP Kona Hawaii 2025 表彰台に立つプレシジョンサポート選手のロヴセス選手

「なかなか現実を受け入れることができなかった」と、ロヴセス選手はレースを振り返った。「水泳はベストではなかったけれど、冷静さを保っていた気がします。バイクを終えた時は本当に調子が良かったので、驚きました。でもランは最初から本当にキツくて、ゴールまでたどり着けるかどうかさえ分からなかったんです。でも半分ほど走ったくらいから、信じられないほど気分が良くなり始めたんです。全く予想していなかったことでした。私は、終始、落ち着きを保とうと努めました。テイラー・ニブ選手とチャールズ・バークリー選手には本当に心苦しい思いでした。彼女たちを追い抜くのは、私が望んだ方法ではありませんでした。しかし、そこで踏み留まる訳にはいきません、この難局を乗り越えて上手くいったとき、私は勝てるかもしれない、と初めて実感しました。その考えが頭に浮かび、テイラーを追い抜いたとき、チャンスがあることに気づきました。あとは、失敗しないよう細心の注意を払いました。」

「補給」を制する者が酷暑を制す

強敵選手がハワイの暑さと湿気の高さによって予想外に相次ぎ棄権となった、アイアンマン世界選手権ハワイ・コナ大会。最後に勝利を手繰り寄せたのはPrecision Fuel & Hydrationのサポートのもと、水分・電解質(塩分)補給を徹底したロヴセス選手だった。彼女は、レース中も焦ることなく冷静にかつ徹底したエネルギー配分と補給戦略によって自身の鍛え抜かれた身体の全力を出し切ることができた。ロヴセス選手は、レース中、PF&HのPF 300フロージェル(日本ではPF90ジェルを販売)でエネルギーを補給し、さらにカフェインジェルでパワーアップした。コナの暑さの中で水分補給するために、彼女はPH1500とエイドステーションで買った水を飲み、さらに電解質錠を2つ飲み優勝を手にした。本大会でのロヴセス選手の補給戦略は下記のPF&H選手ケーススタディからご覧ください。

ロヴセス選手の記録を見る

ロヴセス選手が使った商品

女子プロ総合ランキング上位5名

順位選手名(国)スイムバイクラン合計タイム
1位ソルヴェイグ・ ロヴセス
(ノルウェー)
55:404:31:532:55:478:28:27
2位カット・マシューズ(英)55:434:40:082:47:238:29:02
3位ローラ・フィリップ(独)55:504:40:262:55:538:37:28
4位ハンナ・ベリー(ニュージーランド)55:024:44:373:04:328:46:25
5位リサ・ペルテラー(濠)55:414:40:503:06:038:48:08
2025年アイアンマン世界選手権トライアスロンの全結果は、www.ironman.com/im-world-championship-kona-results からご覧いただけます。

PF&Hは、スポーツをする上で欠かせない「エネルギー」「電解質(塩分)」補給について科学的な観点を踏まえて開発された様々な商品を展開しています。粉末、タブレット、ジェル、などスウェットテストの結果と、運動強度によってベストな組み合わせを提案します。パーソナライズされたスウェットテストのデータを用いて、個々の体質・ニーズに合った正確なアドバイスを提供し、最適な補給戦略を見つける本製品をぜひお楽しみください。

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