タッシュ・ クーパー・スミス選手/IRONMAN 70.3® Weymouth
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~44g
1時間あたりの炭水化物
推奨 90g/h以上 -
~294mL
1時間あたりの水分量
推奨 250-750mL/h -
~777mg
1Lあたりのナトリウム
推奨 600-1,000mg/L -
~1.8mg
総カフェイン
推奨 3-6mg/kg
タッシュの補給戦略
エネルギー補給
炭水化物はレース中に消費する主なエネルギーです。適切なエネルギー補給を怠ると、長時間のレースでパフォーマンスが低下する主な原因となります。
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カーボ・ローディング
T – 1~4時間: 炭水化物を多く含む食事(低脂肪、低繊維)
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事前のエネルギー補給
T – 15分: 最後の炭水化物摂取
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1時間あたりの炭水化物
推奨 90g/h以上
~44g
エネルギー評価:7/10
「炭水化物の摂取量が少なかったことを考えれば、エネルギーレベルはそれほど悪くなく、ラン中にカフェインジェルを飲んで本当によかったです。GI値も問題なく、優勝できたことは少し自信につながりました。今後は炭水化物を増やせば、もっといいパフォーマンスができると思います。」
私たちの感想
タッシュがバイクで頼りにしていた炭水化物源は、PF30チューと、PH1000(ドリンクミックス)に含まれる少量の炭水化物でした。お弁当箱からさらにもう2、3個チューを食べるつもりでしたが、それを食べられるほど厳密にエネルギー補給をしていませんでした。バイクのコンピューターや時計にリマインダーがあれば、この問題を解決するのに役立つでしょう。ランに移ると、タッシュは平均して1時間あたり約25gの炭水化物しか摂取しませんでした。これはコーラ、PF30カフェインジェル、さらにPH1000(ドリンクミックス)から摂取したものです。彼女はさらにPF30ジェルを摂るつもりでしたが、前回のレースで胃の不調に悩まされたため、そのリスクを避けたかったのです。炭水化物摂取量は理想より低かったものの、タッシュは前日に計画的に炭水化物を摂取したおかげ(体重1kgあたり約10gの炭水化物)もあり、かなりエネルギーレベルが高いと報告しました!過去に炭水化物の摂取量の増加に苦しんだことがあるタシュは、ここ数週間のセッションで腸のトレーニングを行ってきました。ウェイマスではそれが功を奏し、胃腸の不快感に悩まされることなくより多くのエネルギーを摂取できることを自分自身に証明することができました。この腸トレーニングを継続し、定期的に練習することで、彼女はより多くの炭水化物の摂取に耐えられるようになり、エネルギーレベルとパフォーマンスをより良くサポートできるようになるでしょう。
水分補給
適切な量の水分とナトリウムを補給することは、血液量を維持し、レース当日のパフォーマンスに必要な心肺機能をサポートするために不可欠です。
1時間あたりに消費されるナトリウムと水分の絶対量も重要ですが、これらを相互に関連させて考慮することが重要です。これは「相対ナトリウム濃度」として知られており、ミリグラム/リットル (mg/L) で表されます。 1時間あたりに摂取するナトリウムの絶対量よりも、水分1リットルあたりに摂取するナトリウムの量の方が重要です。

タッシュは水分補給計画を立てるために発汗テスト(スウェットテスト)を受けました
汗のナトリウム濃度 ( mg/L ) は個々の不変的な体質として決定され、比較的安定しています。自分の汗の塩分濃度を知ることで、汗で失われるナトリウムの大部分を補うことができます。失われるナトリウムの量は200~2,000mg/Lです。
タッシュの水分喪失は少ない方ですが、最高のパフォーマンスを発揮したいのであれば、水分補給戦略を正しく行うことが依然として重要です。
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あらかじめ組み込まれた電解質
T – 60分: ~500mLの強電解質飲料を飲む
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1時間あたりの水分量
推奨 250-750mL/h
~294mL
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1Lあたりのナトリウム
推奨 600-1,000mg/L
~777mg
水分補給評価:7/10
「水分補給戦略は、いつも一番苦労するところなので、レース中は計画にかなり忠実に行動することができてよかったです。走っている間は耐えられないほど暑く感じました。エイドステーションを歩き回って水を飲んで身体を冷やさなければならなかったので、大変でした。 」
私たちの感想
タッシュは過去にレース中に重度の脱水症状に悩まされたことがあり、今回は意識的に水分補給戦略を練りました。彼女は、バイクで使うすべてのボトルにPH1000(ドリンクミックス)を、ランではソフトフラスクにPH1000(ドリンクミックス)を入れることにしました。汗で失われた水分を補給できるだけでなく、1パックあたり約15gの炭水化物が炭水化物摂取量の増加にも役立つことがわかっていたからです。PRECISION Fuel & Hydration(プレシジョン)スポーツサイエンスチームのメンバーとして、タッシュは発汗テスト(スウェットテスト)の結果に基づいて失われた水分を正確に補給する戦略を立て、当日は汗のナトリウム濃度に合わせてこの計画を見事に実行しました。エイド ステーションで普通の水とコーラを手に取り、必要な時に水分を補給しながら走りました。幸い、ウェイマスの天候は比較的穏やかだったため、水分摂取量はレースに影響する脱水症状を回避するのに十分でしたが、発汗量が増える暖かいレースでは、レース全体を通してもっと水分を取ることが重要になります。
カフェイン
カフェインは、パフォーマンスの3つの要素(炭水化物、ナトリウム、水分)に加えて、精神的および肉体的な疲労を防ぐのに役立つため、ほとんどの持久系アスリートのパフォーマンスを向上させることが証明されている数少ない成分のひとつです。
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カフェイン入り
T – 0-4時間: 最後にカフェインを摂取
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カフェイン(1kgあたり)
推奨 3-6mg/kg
~1.8mg
私たちの感想
レース前の食事でコーヒーを飲んだ後、タッシュはレースが始まるまでカフェインを摂取せず、PF30カフェインジェルを摂取しました。彼女は過去のように胃腸障害を起こさないように注意しているので、トレーニング中にカフェインを少しずつ追加して、問題なくレース計画に取り入れて、エルゴジェニック効果※と疲労のマスキング効果をさらに得ることができるかどうか試してみる価値はあるでしょう。
※エルゴジェニック効果とは、サプリメントや特定の食品、マッサージ、メンタルトレーニングなどによって通常時の状態を超えるパフォーマンスを引き出す効果のことです。食品業界においてはそのような効果または効果を持つサプリメントを「エルゴジェニックエイド」とも呼びます。
タッシュの数値達成方法
タッシュがその日に食べたり飲んだりしたもののすべてです…
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レース前(30分以上)
- PH1500(タブレット)× 200mL
- PF30チュー × 1個
- ライスプディング x 1杯
- ラズベリージャム x 大さじ1杯
- コーヒー x 1杯
- バナナ x 1本
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レース前(30分未満)
- PF30チュー × 1個
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バイク
- PH1000(ドリンクミックス)× 900mL
- PF30チュー × 3.5個
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ラン
- PH1000(ドリンクミックス)× 250mL
- PF30カフェインジェル × 1個
- 普通の水 × 300mL
- コーラ × 30mL
選んだ商品
PRECISIONの総合評価
満足度評価:9/10
▼タッシュ
「特に地元に近い大会での2年連続の優勝は本当にうれしいですが、今年末にニュージーランドで開催される70.3世界選手権に向けて、取り組むべきことがいくつかあるのは間違いありません。」
▼スタッフ
「トレーニングレースとしては、タッシュがこれ以上の結果を夢にも思わなかったと思います。最終的に水分補給戦略を貫いた彼女は、IRONMAN 70.3® Weymouthで素晴らしいレースをしました。炭水化物摂取量を増やし、場合によってはカフェインも取り入れるような腸トレーニングを続けることで、タッシュは間違いなくパフォーマンスを次のレベルに引き上げることができます。」
完全な統計
全体
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炭水化物量 222g
1時間あたり44g -
総水分量 1,480mL
1時間あたり294mL -
総ナトリウム量 1,150mg
1時間あたり228mg -
777mg
1Lあたりのナトリウム -
カフェイン総量103mg
1kgあたり1.8mg
バイクとラン
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炭水化物量 192g
1時間あたり44g -
総水分量 1,480mL
1時間あたり338mL -
総ナトリウム量 1,150mg
1時間あたり263mg -
777mg
1Lあたりのナトリウム -
カフェイン総量103mg
1kgあたり1.82mg
バイク
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炭水化物量 151g
1時間あたり55g -
総水分量 900mL
1時間あたり328mL -
総ナトリウム量 900mg
1時間あたり328mg -
1,000mg
1Lあたりのナトリウム
ラン
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炭水化物量 42g
1時間あたり25g -
総水分量 580mL
1時間あたり354mL -
総ナトリウム量 250mg
1時間あたり153mg -
431mg
1Lあたりのナトリウム -
カフェイン総量103mg
1kgあたり1.82mg
データの信頼性
精度のレベルとデータの信頼性に基づいて、各ケーススタディを 1 ~ 5 で評価します。
報告されたデータの正確さには十分な信頼性があります。アスリートは、ある程度の誤差がある可能性のある推定値をいくつか含んでいるにもかかわらず、数値が摂取量をほぼ反映していると感じています。摂取量の大部分は、とても詳細に記録されています(ほとんどの量は、ボトル、ブランド、数量、フレーバーの使用により判明しています)。数値は非常に妥当であり、以前のデータ記録と一致しています(アスリートが以前にデータを収集している場合)。
※本記事は英語の記事を翻訳したものです。原文を読む
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