レベッカ・クラーク選手/IRONMAN®世界選手権
-
~83g
1時間あたりの炭水化物
推奨 90g/h以上 -
~971mL
1時間あたりの水分量
推奨 750-1,250mL/h -
~725mg
1Lあたりのナトリウム
推奨 400-800mg/L -
~7.2mg
総カフェイン(1kgあたり)
推奨 3-6mg/kg

レベッカの補給戦略
エネルギー補給
炭水化物はレース中に消費する主なエネルギーです。適切なエネルギー補給を怠ると、長時間のレースでパフォーマンスが低下する主な原因となります。
-
カーボ・ローディング
T – 1~4時間: 炭水化物を多く含む食事(低脂肪、低繊維)
-
事前のエネルギー補給
T – 15分: 最後の炭水化物摂取
-
1時間あたりの炭水化物
推奨 90g/h以上
~83g
エネルギー評価:8/10
「スイムとバイクは大部分が順調でしたが、最後の30km(19マイル)で体力が低下したように感じました。幸いにもパワーはあまり落ちませんでした。ランではエネルギーの高低が波のように変化し、最後の7km(4マイル)では軽い腹痛を感じました。」
私たちの感想
2023年コナに向けてレベッカと緊密に連携してきた私にとって、彼女がIRONMANヨーロッパ選手権(1時間あたり約69g)とIRONMANニュージーランド(1時間あたり約81g)の両方で達成した炭水化物摂取量を改善し、2022年コナのタイムを20分短縮できたことは素晴らしいことでした。これらの数値を達成するために一貫した栄養補給戦略をとってきたにもかかわらず、レベッカはランニングコース上でエネルギーの「波」を感じていました。これは、蓄積された筋肉疲労、コースの地形、そしてレベッカがランニング中に経験した応援の観客密度の変動が組み合わさった結果であると考えられます。
水分補給
適切な量の水分とナトリウムを補給することは、血液量を維持し、レース当日のパフォーマンスに必要な心肺機能をサポートするために不可欠です。
1 時間あたりに消費されるナトリウムと水分の絶対量も重要ですが、これらを相互に関連させて考慮することが重要です。これは「相対ナトリウム濃度」として知られており、ミリグラム/リットル (mg/L) で表されます。 1時間あたりに摂取するナトリウムの絶対量よりも、水分1リットルあたりに摂取するナトリウムの量の方が重要です。

レベッカは水分補給計画を立てるために発汗テスト(スウェットテスト)を受けました
汗中のナトリウム濃度(mg/L)は個々の不変的な体質として決定され、比較的安定しています。自分の汗の塩分濃度を知ることで、汗で失われるナトリウムの大部分を補うことができます。失われるナトリウムの量は200~2,000mg/Lです。
レベッカの水分損失量は少ない方ではありますが、暑くて湿度が高いときには水分補給戦略を正しく行うことが依然として重要です。このような状況では発汗量が多くなり、レース期間中に大幅な水分喪失につながる可能性があるからです。
-
あらかじめ組み込まれた電解質
T – 60分: ~500mLの強電解質飲料を飲む
-
1時間あたりの水分量
推奨 750-1,250mL/h
~971mL
-
1Lあたりのナトリウム
推奨 400-800mg/L
~725mg
水分補給評価:9/10
「バイクに乗り始めて5分も経たないうちに、PH1500入りの950ml(31oz)ボトルがケージから飛び出してしまった時は、精神的にかなり辛かったです。その後はエイドステーションを必ずチェックし、ボトルを確実に手に入れられるようペースを落とすなど、常に意識的に走るようにしました(特に、エイドステーションが普段とは反対側の道路だったため!)。あと、走っている途中でトイレに行きたくなるくらい水分も十分に摂れていたのは、良い兆候でした。」
私たちの感想
最初の5分で水分補給戦略の大半を失ってしまうのは、IM世界選手権のバイク区間での理想的なスタートとは言えません。幸いなことに、レベッカは発汗テスト(スウェットテスト)と発汗量測定を受けており、自身の発汗喪失に関する十分な情報を持っていました。これにより、彼女はレース中に戦略を臨機応変に調整し、エイドステーションでの水分補給で適切な量の水分を摂取しながら、適切なナトリウムバランスを維持することができました。暑さと湿度せいでレベッカの発汗量はニュージーランドでのトレーニング時よりも高かったのですが、それでも高レベルの数値を見ると、失った水分量に相当する水分を摂取することができました。
カフェイン
カフェインは、パフォーマンスの3つの要素(炭水化物、ナトリウム、水分)に加えて、精神的および肉体的な疲労を防ぐのに役立つため、ほとんどの持久系アスリートのパフォーマンスを向上させることが証明されている数少ない物質のひとつです。
-
カフェイン入り
T – 0-4時間: 最後にカフェインを摂取
-
カフェイン(1kgあたり)
推奨 3-6mg/kg
~7.2mg
私たちの感想
レベッカはこのレースでカフェイン摂取量を効果的に管理し、推奨摂取量をわずかに上回る摂取量でエルゴジェニック効果※を最大限に引き出しました。注目すべきは、レベッカは過去のレースで、かなり高いカフェイン摂取量でも副作用を経験していないことです。これは、通常の摂取量をわずかに超えることが、他の人に起こりうるような悪影響を彼女に与えないことを示唆しています。
※エルゴジェニック効果とは、サプリメントや特定の食品、マッサージ、メンタルトレーニングなどによって通常時の状態を超えるパフォーマンスを引き出す効果のことです。食品業界においてはそのような効果または効果を持つサプリメントを「エルゴジェニックエイド」とも呼びます。
レベッカの数値達成方法
レベッカがその日に食べたり飲んだりしたもののすべてです…
-
レース前(30分以上)
- PH1500(タブレット)× 500mL
- 普通の水 × 500mL
- ブラックコーヒー × 1杯
- バナナ × 1杯
- ピーナッツバター入りベーグル × 1個
-
レース前(30分未満)
- PF30チュー × 0.5個
- PF30ジェル × 1個
-
バイク
- PF炭水化物&電解質ドリンクミックス × 1.5L
- PF30カフェインジェル × 1.5個
- PF30チュー × 3個
- PF90ジェル × 1個
- 普通の水 × 700mL
- エナジーバー(炭水化物27g)× 1本
- エナジードリンク(炭水化物22g)× 2.49L
-
ラン
- PH1000(タブレット)× 2.5L
- PF30ジェル × 3個
- PF30カフェインジェル × 3個
- 普通の水 × 1.44L
- エナジードリンク(炭水化物22g)× 60mL
- コーラ × 120mL
選んだ商品
PRECISIONの総合評価
満足度評価:9/10
▼レベッカ
「昨年はここでもっと上位でフィニッシュしましたが、それでも世界ランキングは20位で、以前同じコースを走った時よりも20分も速いタイムでした。もっと良い結果につながったかもしれない小さなことはいつもありますが、全体的には今回のパフォーマンスにはかなり満足しています。女性アスリートとして、自分たちだけの特別な日を過ごせたことは素晴らしい経験でした。コース上で他の女性アスリートからのサポートに心から感謝しています。」
▼スタッフ
「レベッカがカフェイン摂取量を最適化し、レース序盤でボトルを落とした後も10年間のレース経験を活かして水分補給戦略を臨機応変に調整する姿は素晴らしいものでした。レースの高強度と、特にランニング中の過酷なコンディションを考えると、レベッカは本当に努力を重ねなければなりませんでした。」
完全な統計
全体
-
炭水化物量 748g
1時間あたり83g -
総水分量 8,805mL
1時間あたり971mL -
総ナトリウム量 6,382mg
1時間あたり704mg -
725mg
1Lあたりのナトリウム -
カフェイン総量462mg
1kgあたり7.2mg
バイクとラン
-
炭水化物量 703g
1時間あたり87g -
総水分量 8,805mL
1時間あたり1,083mL -
総ナトリウム量 6,382mg
1時間あたり785mg -
725mg
1Lあたりのナトリウム -
カフェイン総量462mg
1kgあたり7.21mg
バイク
-
炭水化物量 496g
1時間あたり103g -
総水分量 4,685mL
1時間あたり971mL -
総ナトリウム量 3,830mg
1時間あたり794mg -
818mg
1Lあたりのナトリウム -
カフェイン総量150mg
1kgあたり2.34mg
ラン
-
炭水化物量 207g
1時間あたり63g -
総水分量 4,120mL
1時間あたり1,248mL -
総ナトリウム量 2,552mg
1時間あたり773mg -
620mg
1Lあたりのナトリウム -
カフェイン総量312mg
1kgあたり4.87mg
データの信頼性
精度のレベルとデータの信頼性に基づいて、各ケーススタディを1~5で評価します。
消費された製品の量とブランドにはある程度の信頼性がありますが、データには詳細(例:量、特定のフレーバー)が欠けている可能性があります。多数の推定が行われており、誤差の余地は中程度から高いです。一部の摂取量が大幅に過大または過小評価されている可能性もあります。
※本記事は英語の記事を翻訳したものです。原文を読む
Precision Fuel & Hydration とその従業員および代表者は医療専門家ではなく、いかなる種類の医師免許や資格も保有しておらず、医療行為も行っていません。 Precision Fuel & Hydration が提供する情報およびアドバイスは、医学的なアドバイスではありません。 Precision Fuel & Hydration が提供するアドバイスや情報に関して医学的な質問がある場合は、医師または他の医療専門家に相談する必要があります。当記事の内容については公平かつ正確を期していますが、利用の結果生じたトラブルに関する責任は負いかねますのでご了承ください。