ニール・エディ選手/IRONMAN®世界選手権
-
~85g
1時間あたりの炭水化物
推奨 90g/h以上 -
~1,343mL
1時間あたりの水分量
推奨 1,000-1,500mL/h -
~1,213mg
1Lあたりのナトリウム
推奨 1,300-1,700mg/L -
~5.0mg
総カフェイン(1kgあたり)
推奨 3-6mg/kg
ニールの補給戦略
エネルギー補給
炭水化物はレース中に消費する主なエネルギーです。適切なエネルギー補給を怠ると、長時間のレースでパフォーマンスが低下する主な原因となります。
-
カーボ・ローディング
T – 1~4時間: 炭水化物を多く含む食事(低脂肪、低繊維)
-
事前のエネルギー補給
T – 15分: 最後の炭水化物摂取
-
1時間あたりの炭水化物
推奨 90g/h以上
~85g
エネルギー評価:8/10
「週の初めの体調不良の影響がまだ残っていて、特にランの序盤はそれを感じていたけれど、エネルギー補給はうまくできたと思います。」
私たちの感想
ニールはここ数シーズン、定期的に腸を鍛えることで炭水化物への耐性を高めるために懸命に取り組んできました。この準備のおかげで、レース当日は胃腸の不調を感じることなく大量の炭水化物を快適に摂取することができました。バイクではエアロボトルにPF30ジェル9個を少量の水と混ぜ、PF30カフェインジェルと一緒に摂取し、平均で1時間あたり99gの炭水化物を摂取しました。この摂取量はチャレンジ・ロスよりわずかに少なかったものの、最初の数マイルで多少の不快感に苦しみながらも、ロスと比較してランニング時の摂取量を9%増やすことができました(ロスでは1時間あたり74gだったのに対し、コナでは1時間あたり81g)。エアロボトルとランニングベルトにエネルギー補給を手軽に用意できたことで、コナでの後半の過酷な数マイルの間、補給戦略を「一旦脇に置いて」レースそのものに集中することができました。
水分補給
適切な量の水分とナトリウムを補給することは、血液量を維持し、レース当日のパフォーマンスに必要な心肺機能をサポートするために不可欠です。
1時間あたりに消費されるナトリウムと水分の絶対量も重要ですが、これらを相互に関連させて考慮することが重要です。これは「相対ナトリウム濃度」として知られており、ミリグラム/リットル (mg/L) で表されます。 1時間あたりに摂取するナトリウムの絶対量よりも、水分1リットルあたりに摂取するナトリウムの量の方が重要です。

ニールは水分補給計画を立てるために発汗テスト(スウェットテスト)を受けました
汗中のナトリウム濃度(mg/L)は個々の不変的な体質として決定され、比較的安定しています。自分の汗の塩分濃度を知ることで、汗で失われるナトリウムの大部分を補うことができます。失われるナトリウムの量は200~2,000mg/Lです。
ニールの水分喪失量が非常に多いこと(1,492mg/L)を考えると、暑いときや湿度が高いときは水分補給戦略をしっかり行うことが特に重要になります。
-
あらかじめ組み込まれた電解質
T – 60分: ~500mLの強電解質飲料を飲む
-
1時間あたりの水分量
推奨 1,000-1,500mL/h
~1,343mL
-
1Lあたりのナトリウム
推奨 1,300-1,700mg/L
~1,213mg
水分補給評価:6/10
「水分補給の戦略はかなり万全にしていたつもりでしたが、レース後に医療スタッフの診察を受けた結果、レース終了時にはかなりの脱水症状を起こしていたことが分かりました。」
私たちの感想
ニールは、PRECISION Fuel & Hydration(プレシジョン)チームに加わる以前から水分補給に関するトラブルに悩まされてきた経験があり、また自身が汗をかくと塩分濃度が高くなる体質であることから、適切な水分補給戦略の重要性をよく理解しています。バイク区間では彼は高濃度のドリンクを用意し、1つにはPH1500(ドリンクミックス)のパケットが6つ、さらに2つのボトルにはPH1500(ドリンクミックス)のパケット3つを携行しました。彼はエイドステーションで集めた9本のボトルの水でこれらのドリンクを希釈し、相対ナトリウム濃度が自分の汗のナトリウム濃度に極力近づけるように調整しました。レース後、ニールはメディカルテントで検査を受け、体重が約3.1kg減っていることが分かりました。これは体重の約4%減に相当します。これは、暑さが発汗量とパフォーマンスに及ぼす極端な影響を浮き彫りにしています。体重の2%減でも、コナでのレース経験が豊富なニールのような選手でさえ、パフォーマンスが低下する可能性があるのです。
カフェイン
カフェインは、パフォーマンスの3つの要素(炭水化物、ナトリウム、水分)に加えて、精神的および肉体的な疲労を防ぐのに役立つため、ほとんどの持久系アスリートのパフォーマンスを向上させることが証明されている数少ない物質のひとつです。
-
カフェイン入り
T – 0-4時間: 最後にカフェインを摂取
-
カフェイン(1kgあたり)
推奨 3-6mg/kg
~5.0mg
私たちの感想
ニールは十分なカフェイン摂取量を確保していました。レース前、そしてランとバイクでもPF30カフェインジェルを摂取しました。これらの適切なタイミングでの摂取により、レース全体を通してカフェインのエルゴジェニック効果※を確実に得ることができました。
※エルゴジェニック効果とは、サプリメントや特定の食品、マッサージ、メンタルトレーニングなどによって通常時の状態を超えるパフォーマンスを引き出す効果のことです。食品業界においてはそのような効果または効果を持つサプリメントを「エルゴジェニックエイド」とも呼びます。
ニールの数値達成方法
ニールがその日に食べたり飲んだりしたもののすべてです…
-
レース前(30分以上)
- PH1500(タブレット)× 500mL
-
レース前(30分未満)
- PF30カフェインジェル × 1個
-
バイク
- PH1500(ドリンクミックス)× 6L
- PH電解質カプセル × 2個
- PF30ジェル × 9個
- PF30カフェインジェル × 1個
- 普通の水 × 5L
-
ラン
- PH1500(ドリンクミックス)× 2L
- PH電解質カプセル × 9個
- PF30ジェル × 2個
- PF30カフェインジェル × 1個
- PF30チュー × 1個
- 普通の水 × 2.6L
- エナジードリンク(炭水化物22g)× 144mL
- コーラ × 720mL
選んだ商品
PRECISIONの総合評価
満足度評価:8/10
▼ニール
「一週間ずっと体調を崩していたのに、レースをスタートして完走できたことは本当に嬉しいですし、自分のパフォーマンスを誇りに思います。」
▼スタッフ
「全体的に見て、ニールはコナで堅実なレースを展開しました。彼はこれまでハワイ島で何度も経験し、そこから学んだ、バランスの取れた水分補給とエネルギー補給のプランを実行しました。年齢別世界タイトル争いに加われなかったのは残念でしたが、レース直前までの体調を考えれば、素晴らしいパフォーマンスだったと言えます。」
完全な統計
全体
-
炭水化物量 755g
1時間あたり85g -
総水分量 12,266mL
1時間あたり1,343mL -
総ナトリウム量 14,874mg
1時間あたり1,629mg -
1,213mg
1Lあたりのナトリウム -
カフェイン総量358mg
1kgあたり5.0mg
バイクとラン
-
炭水化物量 745g
1時間あたり92g -
総水分量 12,266mL
1時間あたり1,514mL -
総ナトリウム量 14,874mg
1時間あたり1,836mg -
1,213mg
1Lあたりのナトリウム -
カフェイン総量258mg
1kgあたり3.58mg
バイク
-
炭水化物量 480g
1時間あたり99g -
総水分量 7,810mL
1時間あたり1,616mL -
総ナトリウム量 9,500mg
1時間あたり1,966mg -
1,216mg
1Lあたりのナトリウム -
カフェイン総量100mg
1kgあたり1.39mg
ラン
-
炭水化物量 265g
1時間あたり81g -
総水分量 4,456mL
1時間あたり1,364mL -
総ナトリウム量 5,374mg
1時間あたり1,645mg -
1,206mg
1Lあたりのナトリウム -
カフェイン総量158mg
1kgあたり2.19mg
データの信頼性
精度のレベルとデータの信頼性に基づいて、各ケーススタディを1~5で評価します。
消費された製品の量とブランドにはある程度の信頼性がありますが、データには詳細(例:量、特定のフレーバー)が欠けている可能性があります。多数の推定が行われており、誤差の余地は中程度から高いです。一部の摂取量が大幅に過大または過小評価されている可能性もあります。
※本記事は英語の記事を翻訳したものです。原文を読む


Precision Fuel & Hydration とその従業員および代表者は医療専門家ではなく、いかなる種類の医師免許や資格も保有しておらず、医療行為も行っていません。 Precision Fuel & Hydration が提供する情報およびアドバイスは、医学的なアドバイスではありません。 Precision Fuel & Hydration が提供するアドバイスや情報に関して医学的な質問がある場合は、医師または他の医療専門家に相談する必要があります。当記事の内容については公平かつ正確を期していますが、利用の結果生じたトラブルに関する責任は負いかねますのでご了承ください。