トレイシー・モーズリー選手/UCI E-MTB世界選手権
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~57g
1時間あたりの炭水化物
推奨 30g/h以上 -
~389mL
1時間あたりの水分量
推奨 250-750mL/h -
~1,000mg
1Lあたりのナトリウム
推奨 0-1,500mg/L -
0mg
総カフェイン(1kgあたり)
画像出典:Sebastien Schieck、Sven Martin
トレイシーの補給戦略
エネルギー補給
炭水化物はレース中に消費する主なエネルギーです。適切なエネルギー補給を怠ると、長時間のレースでパフォーマンスが低下する主な原因となります。
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カーボ・ローディング
T – 1~4時間: 炭水化物を多く含む食事(低脂肪、低繊維)
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事前のエネルギー補給
T – 15分: 最後の炭水化物摂取
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1時間あたりの炭水化物
推奨 30g/h以上
~57g
エネルギー評価:6/10
「レース前にひどい咳と胸の感染症に悩まされていたので、一日中体調が優れませんでした。」
私たちの感想
このような短距離レースでは、レース中に摂取する栄養よりもレース直前のエネルギー補給の方がパフォーマンスに大きく影響します。トレイシーは、教科書通りのカーボローディング(炭水化物を多く摂取する)を行い、レース本番に十分なエネルギーを蓄えた状態でスタートできるよう努めました。前日の夕食には新鮮なトルテリーニとラビオリのパスタ、そしてレース当日は大きなボウルに入ったポリッジとトーストを摂取しました。さらに、スタートの号砲が鳴る15分前にPF30ジェルを摂取して血糖値を高め、蓄えた炭水化物の一部をレース後半のために温存しました。
水分補給
適切な量の水分とナトリウムを補給することは、血液量を維持し、レース当日のパフォーマンスに必要な心肺機能をサポートするために不可欠です。
1時間あたりに消費されるナトリウムと水分の絶対量も重要ですが、これらを相互に関連させて考慮することが重要です。これは「相対ナトリウム濃度」として知られており、ミリグラム/リットル (mg/L) で表されます。 1時間あたりに摂取するナトリウムの絶対量よりも、水分1リットルあたりに摂取するナトリウムの量の方が重要です。
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あらかじめ組み込まれた電解質
T – 60分: ~500mLの強電解質飲料を飲む
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1時間あたりの水分量
推奨 250-750mL/h
~389mL
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1Lあたりのナトリウム
推奨 0-1,500mg/L
~1,000mg
水分補給評価:10/10
「スタート直前にトイレに行きましたが、レース中は水分が十分足りていると感じていました。」
私たちの感想
エネルギー補給と同様に、トレイシーの水分補給に対するレースへのアプローチは、レース中ではなく、事前に何を飲むかに重点が置かれていました。彼女はPH1500(タブレット)を1回分飲んで、電解質を事前に補給しました。その結果、水分保持によって血漿量が増加し、彼女は可能な限り最適な水分補給状態でレース会場に到着しました。ライド中は、コースの強度とテクニカルさの両方を考慮して、彼女はあまり水分を摂取しませんでした(約250ml)。しかし、これは短距離レースでは汗で水分を失う量が少なく、パフォーマンスに悪影響を与えるほどの水分を失わないため、脱水症状が問題になる可能性は低いので全く問題ありません。
カフェイン
カフェインは、パフォーマンスの3つの要素(炭水化物、ナトリウム、水分)に加えて、精神的および肉体的な疲労を防ぐのに役立つため、ほとんどの持久系アスリートのパフォーマンスを向上させることが証明されている数少ない成分のひとつです。
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事前のカフェイン摂取をしなかった
試合開始の数時間前にカフェインを摂取すると、エネルギーレベルが上昇したと感じられるかもしれません。
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カフェイン(1kgあたり)
推奨 3-6mg/kg
~0mg
私たちの感想
普段はカフェインを摂取しないトレイシーは、長年の経験を活かし、レース当日もカフェインを控えました。カフェインのエルゴジェニック効果※については十分に研究されていますが、個人差が大きいため、トレーニングで綿密に検証することが推奨されています。
※エルゴジェニック効果とは、サプリメントや特定の食品、マッサージ、メンタルトレーニングなどによって通常時の状態を超えるパフォーマンスを引き出す効果のことです。食品業界においてはそのような効果または効果を持つサプリメントを「エルゴジェニックエイド」とも呼びます。
トレイシーの数値達成方法
トレイシーがその日に食べたり飲んだりしたもののすべてです…
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レース前(30分以上)
- PH1500(タブレット)x 500mL
- トースト x 1枚
- ベリーとハチミツ入りのポリッジ x 大盛り1杯
- ブラウントーストとスクランブルエッグ x 2個
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レース前(30分未満)
- PF炭水化物&電解質ドリンクミックス x 100mL
- PF30ジェル x 1個
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レース中
- PF炭水化物&電解質ドリンクミックス x 250mL
選んだ商品
PRECISIONの総合評価
満足度評価:7/10
▼トレイシー
「狭いコースでもっとアグレッシブにスタートすれば、もっと良いポジションを確保できたかもしれないけど、自分の走りには満足しています。16年前に世界選手権で同じ会場で走ったことがあるから、また来られて本当に嬉しかったです!」
▼スタッフ
「マウンテンバイク界のレジェンドであり、複数回の世界チャンピオンに輝いたトレイシーは、2023年のUCI世界選手権のE-MTBコースに出場し、テクニカルなコースを舞台に強豪女子選手がひしめく中、5位を獲得しました。彼女はレースに向けて綿密な準備をし、筋肉だけでなくバイクのバッテリーパックにも十分なエネルギーを蓄えた状態でスタートを切りました。」
完全な統計
全体
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炭水化物量 51g
1時間あたり57g -
総水分量 350mL
1時間あたり389mL -
総ナトリウム量 350mg
1時間あたり389mg -
1,000mg
1Lあたりのナトリウム
データの信頼性
精度のレベルとデータの信頼性に基づいて、各ケーススタディを 1 ~ 5 で評価します。
収集されたデータと報告された数値には十分なレベルの正確さがあります。アスリートは、ほとんどの詳細情報(ブランド、フレーバー、数量の妥当な推定値)を含め、食べたり飲んだりしたものを記憶しています。ただし、データ内で行われた推定は、報告されたデータの全体的な信頼度に影響します。
※本記事は英語の記事を翻訳したものです。原文を読む



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